痩せすぎも浮腫みを招く

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浮腫みに悩んでいらっしゃる女性はとても多いと思います。
浮腫みと言えば、長時間立っていたりして足に水が溜まってしまったり、水分や塩分の摂りすぎで体が水を溜めやすくなってしまったり、他には、冷え性や運動不足のために血行が悪かったり、このようなことが原因で引き起こされることは、すでに良くご存じのことと思います。

言葉のマジックのようですが「浮腫みで足がパンパン~」という、この「パンパン」というフレーズのせいで、運動不足であったり、味の濃い、塩分過多の食事を好むような、どちらかと言えば「肥満体質の方」が浮腫みという問題を抱えている、と思われがちだと思います。

しかし、とても細い体で、細い足をしている方も、浮腫みを抱えているのです。

痩せすぎも浮腫みを招く、というお話をご紹介させて頂きたいと思います。
いわゆる、「痩せすぎ」の方は、大きく2つの理由で浮腫みという問題を抱えています。

1つは、痩せすぎることによって、脂肪だけでなく、必要な筋肉まで落としてしまったことが理由として挙げられます。

足の筋肉はポンプのような役割を持っており、その役割を果たす筋肉が無くなってしまったことで、足から水分、あるいは静脈から血液を引き戻せなくなるため、浮腫みという症状が引き起こされてしまうのです。

もう1つは、更に深刻で、痩せすぎによって、「低アルブミン血症」という状態になってしまった場合です。

「低アルブミン血症」とは、「低タンパク血症」のひとつです。

つまり、痩せすぎたことによって、体内の血液中に含まれるタンパク質の濃度が低下してしまった状態に陥ってしまうのです。

アルブミンは、毛細血管を通して体の水分を中へ引き込んだり、外へ出したり、調節する役割を担っています。

そのアルブミンがふそくしてしまうと、その調節機能がうまく働かず、余分な水分が流れ込み、溜め込まれてしまいます。これによって、浮腫みが起こってしまうのです。

このように、栄養失調によっても浮腫みが引き起こされてしまうのです。
浮腫んでいるからといって、過度なダイエットが足を細くするわけではありません。

必要な筋肉を保持し、適度な運動を心がけ、健康的でいることこそが、浮腫みの改善の早道なのです。